青汁に含まれる育毛に必要な栄養素とは
丈夫できれいな髪を育てるためには、育毛に必要な栄養素を効率よく摂取することが大切です。
では、育毛のためにはどんな栄養素が必要なのでしょうか。
ここでは、青汁に含まれる髪のために必要な栄養素と、その吸収率を高める方法についてご紹介します。
ビタミンB群
ナイアシンや葉酸などのビタミンB群は、髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促進したり、頭皮の環境を改善したりと、とても高い育毛効果を発揮します。
健康で丈夫な髪を作るにはかかせない栄養素で、疲労回復の効果もあります。
特に青汁に含まれているビタミンB6は、たんぱく質の吸収にも大きく貢献します。桑の葉とケールが特に多く含んでいるので、そちらを選ぶとより効果的ですよ。
ビタミンE
ビタミンEは毛細血管を拡張して血流をよくする効果があります。頭皮の血行がよくなることで、髪の毛の元となる毛母細胞という細胞の新陳代謝を活発化させ、頭皮環境の改善につながるのです。
青汁の原材料の中で一番ビタミンEが多いのは明日葉です。
亜鉛
毛量を増やすためには亜鉛を摂れ、という話を聞いたことはないでしょうか。
亜鉛は全身の細胞内に存在し、発毛・育毛を促進させるたんぱく質の合成に必要不可欠です。健康を保つために積極的に摂りたい栄養素です。
亜鉛は主に牡蠣やレバー、赤身の肉や納豆などに多く含まれていますが、他の栄養素の影響を受けやすく、体内での吸収率は20~60%と低めです。
そのため、亜鉛の吸収を助けてくれる栄養素と一緒に摂ることが大切です。
青汁には亜鉛も含まれますが、食物繊維やビタミンと比べると豊富とは言えない量です。
ですが、青汁には亜鉛の吸収率を高める栄養素が含まれています。
では、亜鉛の吸収率を上げる栄養素とは何でしょうか。詳しくご紹介します。
【亜鉛の吸収率を上げる、青汁に含まれる栄養素】
・ビタミンA
ビタミンAと亜鉛は互いに互いを吸収されやすくする相乗効果があります。ビタミンAは主にレバーや緑黄色野菜に多く含まれています。青汁の原材料の中では桑の葉に最も多く含まれているので、桑の葉が使われているものを選ぶことをお勧めします。
・ビタミンC
亜鉛とビタミンCを一緒に摂ることで、ビタミンCが亜鉛を吸収されやすい形に変えてくれます。これをキレート作用と言います。
青汁の原料の中でケールは特にビタミンCを多く含んでいるのでおすすめです。
たんぱく質も一緒に摂取するとさらに効果が高まるため、亜鉛はサプリよりも肉や魚から摂る方が相乗効果が得られるでしょう。
ビタミンCは加熱すると壊れやすい特性を持っているので、青汁はなるべく常温にしておきましょう。
育毛にはケールの青汁がお薦め
今まで説明してきた栄養素をバランスよく含んでいるのはケールの青汁です。
ケールの青汁と、牡蠣やレバー、赤身の肉や納豆などを積極的に摂ることで、髪のために必要な栄養素を十分に得ることができます。