青汁を豆乳で割ろう

混ぜたときのメリット

健康によい

豆乳で割ることによって、青汁に不足しているたんぱく質を補うことができます。豆乳は牛乳に比べてカロリーが低く、高たんぱく、低脂質なので、ダイエット中の方にも安心です。
牛乳の方がカルシウムの含有量が多いため、豆乳で割るならカルシウムの含有量が多いケールの青汁をお勧めします。
青汁に豊富に含まれるビタミンB6とビタミンCは、豆乳のたんぱく質の吸収率を上げてくれるので、単体で飲むよりもより高い効果が得られます。

味がよくなる

豆乳と青汁を混ぜると、青汁独特の苦みや風味が緩和され、抹茶オレのような味になります。青汁は薬ではなく健康食品なので、一度に劇的な効果を発揮することはありません。そのため飲み続けることがなにより重要になってきます。
長続きさせるためにはなによりおいしいことが重要です。豆乳で割って飲むことを習慣にすると、身体の中からゆっくりと変わっていきますよ。

飲みやすい豆乳と青汁の種類

豆乳の種類

豆乳には大きく分けて、

  • 無調整豆乳
  • 調製豆乳
  • 豆乳飲料

の3種類があります。

無調整豆乳は基本的に豆乳と水だけで作られているので、最も大豆の使用量が多いです。
調製豆乳は豆乳に砂糖や塩、乳化剤などを加えて味を調えているので美味しくなっています。
豆乳飲料は調製豆乳に果汁や調味料などで味付けしたもので、多くのフレーバーが販売されており、好きな味をジュース感覚で飲めるようになっています。フレーバーによっては青汁の味と合わないこともあるので、最初は無調整豆乳か調製豆乳を選びましょう。

青汁の種類

青汁の原料は、主に

  • ケール
  • 明日葉
  • 大麦若葉

の3種類があります。

ケールと明日葉は独特の風味や青臭さがあるものが多く、豆乳を入れることによって飲みやすくなります。大麦若葉の青汁はそのままでも抹茶のような風味で、豆乳で割ると抹茶オレのようになり、さらにおいしくなります。
青汁の初心者の方は一番飲みやすい、大麦若葉青汁の調製豆乳割りから試すことをおすすめします。

より効果的に摂取するために

効果的な摂取量

食品安全委員会はイソフラボンの一日の摂取量を75mgとしています。豆乳の場合はだいたい200mlで50~70㎎を含んでいるので、ひとつの目安にしましょう。

摂取する時間

青汁の豆乳割りは基本的にはいつ摂取してもいいのですが、肉や魚をたくさん食べているときは避けましょう。なぜなら、一度の食事で吸収できるたんぱく質の量は40~50gだからです。調製豆乳200mlでたんぱく質は約7gですので、一度に摂りすぎても吸収されない可能性があります。

就寝前に飲むと、睡眠時に分泌される成長ホルモンがたんぱく質の吸収を促してくれるので、身体の調子が整えられます。
対して朝食時に飲むと、豊富なたんぱく質の影響で代謝が上がり、活力を得られます。
一番習慣にしやすい時間帯を選びましょう。

注意点

豆乳も青汁も健康的な食品ですが、青汁の豆乳割を飲むときに気を付けなければならない方々がいます。

乳幼児

生後3ヶ月未満の幼児に与える場合は医師の方に相談しましょう。
離乳食で豆乳を与える場合は、およそ2倍に薄めたものを、生後半年くらいから少しずつ与えてください。豆乳のたんぱく質は乳幼児では消化できない場合もあるため、少しずつ様子を見ながら食べさせるようにしましょう。

腎臓機能が低下している人

腎臓の機能が低下しカリウムを制限しなければいけない人は、カリウムを豊富に含んでいる青汁はおすすめできません。豆乳だけで飲むようにしましょう。